ACORNとは?
私たちオカムラグループは、
「自然共生と生物多様性に向けたアクション」を「ACORN(エイコーン)」と名づけ、
積極的に取り組んでいます。
「ACORN」は英語でどんぐりを意味する言葉です。
次の種をつなぐために、なくてはならない存在であるどんぐりを、
オカムラの活動の象徴としました。
これまでの
ACORNの
おもな取り組み
木材利用による 人工林の健全化
間伐材の利用など、国産材・地域材の有効活用に取り組むことで、健全な森の経済サイクルに貢献しています。地域の加工業者や森林組合などと連携することで、地域経済の発展にも寄与しています。
自然体験型研修
生物多様性保全に対する知識と意識向上や自然に対する理解を深めるために、実際に山や森での体験型研修会を社員に向けて継続的に行なっています。こうした自然体験型研修から学び得たものを、今後の人材育成や製品の企画および開発に生かしています。
WoodLand
WoodWork
森の経済の成り立ちを体感し学ぶことを目的に、ウッドランドウッドワーク(通称WLWW)を実施。森や林業・製材業の専門家を招いて実際の声を聞き、人工林が必要とする森の経済循環、自然や森からの恵みを体感し知見を深めます。
環境出前授業
小学校への環境出前授業を実施。
「机やイスの3R」をテーマに「ものを大切に使う心」を養う授業、日本の森林について学びながら、生物多様性保全と森林資源の持続可能な利用をめざす取り組みをテーマに、自分たちにできることを考える授業を行っています。
森が学校計画
2012年からアファンの森震災復興プロジェクトにも協賛。その一環として2017年に宮城県東松島市に「森の学校」が誕生しました。「森の学校」を足がかりに同じような学校を他の地域にも作ろうと、「森が学校計画産学共同研究会」に参加しています。
馬搬復活支援
伐った木を馬の力を借りて山から運び出す「馬搬(ばはん)」という、伝統的な林業技術は、環境への負荷が少なく自然に寄り添った林業の技術です。これらの技術が途絶えることのないよう、その技術が継承され、馬搬の活用が広がることを応援します。
オカムラの
木材利用方針
- ①以下の木材の利用を広げます。
- 1. 信頼ある森林認証を受けた木材 (または同等の証明のある木材)
- 2. 建築廃材、リサイクル材
- 3. 国産材・地域材
- ②以下の木材を使用しません。
- 1. 絶滅危惧種
- 2. 違法に伐採・生産・取引された木材
- 3. 森林生態系や地域社会に 悪影響を与えている木材
木材利用の基準となる
指標マーク
間伐材利用の普及・推進
間伐や間伐材利用の重要性等をPRし、間伐材を用いた製品を表示するマーク。間伐の推進について知ってもらい普及させること、また間伐材の利用促進と消費者の製品選択に貢献することを目的としている。
国産材を使ってCO₂を削減
林野庁が進める「木づかい運動」を象徴するマーク。京都議定書で定められた温室効果ガスの削減目標の達成に向けて国産材の利用量を拡大することを目指す。国産材利用の意義を浸透させる普及ツールのひとつ。
信頼ある森林認証マーク
木材を生産する世界中すべての森林を対象とし、木材の流通や加工のプロセスを認証するFSC®マーク。環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な形で生産された木材に与えられる。