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エコプロ2018に出展しました。

 2018年12月6日(木)~8日(土)まで、“SDGs時代の環境と社会、そして未来へ”をテーマに、エコプロ2018が東京ビッグサイトで開催されオカムラも出展しました。テーマが示すように昨年からSDGsコンテンツが加味され、出展各社の出展内容も変化してきています。

 “オカムラの自然共生と生物多様性に向けたとりくみ”であるACORN活動を軸とした展示のほかに、SDGsへの貢献についても展示しました。

 平日の開場から15時頃までは、小学生から中学生が授業の一環として来場し、生物多様性ゾーンに位置したオカムラブースでも、大勢のこどもたちが環境授業や出展製品の説明をメモをとりながら熱心に聞き入っていました。 授業の一環なので、事前のACORN webサイトでお勉強してから訪問してきたこどもたちも多く、説明する側にも気合いが入りました。

 2015年のエコプロで発表以来毎年つづく早稲田大学・古谷誠章研究室との木育家具研究について、これまでの活動と2018年の活動成果発表、そしてそのプロトタイプを展示しました。ACORN活動の一環でもある国産材活用として今年は浜松市天竜木材活用事業の一環で天竜木材を使用しました。

 その他国産材活用として、オカムラの商品である上下昇降テーブル『Swift』『Stafit』の天板と、スツール『pirouetto』の座面に鹿児島県産木材を使用したものを展示し、福井県産材を天板に使用し、新開発の木材塗料を塗布した『Livesカフェテーブル』を参考出品しました。

 地域創生の取り組みとして、山形県小国町(おぐにまち)・東北芸術工科大学・オカムラ 産学官連携協定での取り組み紹介としてワークショップ作品などを展示しました。

 SDGsへの貢献を説明し、障害の有無を超えてオフィス内で活用できるオフィスチェアとして、Weltz-selfと新たに発表したWeltz-EVも展示し反響を呼びました。

 トークステージでは環境授業の他に、早稲田大学教授で建築家の古谷誠章氏より“建築と家具と木のおはなし” “木になる学ぶ空間”のトーク 、そして関わった学生たちにより木育家具の発表がされました。

 ACORN webサイトでお馴染みのコラム“赤鬼のつぶやき”を紹介しながら、その著者であるC.W.ニコル氏ご本人によるこぼれ話などを貴重なお話を披露し、多くの観客を魅了していました。

 オカムラオリジナルのコンテンツとして、Weltzの開発からの製品紹介、オカムラの魂のモノづくりとして、オカムラ技術技能訓練センター センター長 畑岡 耕一のトーク、きづくりラボから国産材活用のお話などを実施しました。

 地球環境をテーマとした日本最大の展示会であるエコプロ(旧エコプロダクツ展)は、SDGsの文脈からの流れをくむようになり、方向性も変化してきています。

ACORN編集部

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