Report

ACORN 社内体験型研修 2025

オカムラでは自然との共生に向けたアクションを「ACORN(エイコーン)」と名付け取り組みを推進しています。※ACORN活動とは
体験型研修として、活動の根幹である「生物多様性を学ぶ」研修と、“森から家具へ”を知ることを通して「健全な国産材の利活用、森林資源の利用を考える」という研修があります。

【生物多様性を学ぶ@アファンの森 1day研修(2025年5月16日)
2011年から続いている、長野県黒姫にあるC.W.ニコル・アファンの森財団の「アファンの森」での1Day研修。全国から15名が参加しました。
 森の状態はそこにいる“トンボや鳥などの生物が教えてくれる”というアファンの森。適度(適切)に人の手の入った森は生き生きとして、動植物はもちろん人にも癒しを与えてくれる存在です。
特徴のある葉や枝。「なぜそうなっているのか?」「環境の変化にどう適応してきたのか?」といった進化の過程など、まだまだ謎に満ちた世界を目の当たりにして、参加者の興味は尽きません。
子どもに戻って・・・?
 
体験研修は五感をフル活用。見て触って、聴いて、味わって!
自然の恵みを味わい、森と一体になる時間も。素敵な枕を見つけた人もいました!
 
体験研修で恒例になりつつある「ここで一句」!
一生懸命磨いた白樺のコースターにACORNの焼き印を押して、今日の記念に。

人間も含め多様な生物が共存すること、共存できる状態を保つことが大切であることを学んだ1日でした。

【オカムラの国産材活用の意義を考えるー森から家具へーを体感する@東京都檜原村(2025年9月26日)】
東京都檜原村で林業を行っている、株式会社東京チェンソーズさんとのコラボ研修は今回で4回目となります。お客様へ国産材・地域材を提案する営業・デザイナーを中心に全国から16名が参加しました。
本研修は、リアルな林業の現場で「木材利用の意義を正しく知る」「日本の森林、林業の現状を知る」
ことにより、お客様への木製品、空間の提案をより意味深いものにすることを目的にしています。

東京チェンソーズとオカムラの講師によるそれぞれの立場での解説を聞きながら、森林の木が木材になり家具になるまでの工程をたどる形で、森から製材所、乾燥炉を見学しました。普段はなかなか見ることのできない、製材所、乾燥炉では、実作業の説明を聞きながら家具になるまでに様々な苦労や工夫があることを改めて実感しました。お客様に提案する際にも実際に足を運んで見ていただき、木の魅力を感じていただきたいという声も多く聞かれました。


昨年に引き続きオルガテック東京2024の展示ブースで使用した多摩産材の再利用としてスツールを作成。(2024_ACORN社員研修@東京都檜原村)持ち帰ったスツールはそれぞれの使い方で活躍しているようです!
「家具を販売する」前の「作る」の体験です 

研修の最後の交流会では、恒例の「ここで一句」。各グループで感じたことを短冊にしたためて発表。ワイワイ楽しくも、多くの学びのある1日でした。
待ってました!こういうの!

 

文・写真/ACORN編集部

TOP