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あらたなACORN活動フィールドを目指して

 オカムラグループには全国に12か所の事業所があります。その中で主に商環境事業や物流システム事業の製品を生産している、御殿場事業所、富士事業所が富士山の麓にあります。余談になりますが東名高速道路からオカムラの看板を見た事がある方もいると思います。そちらは中井工場で富士事業所の管轄になります。
 さてその富士事業所の敷地内に、この秋ビオトープが新しく設置されましました。ビオトープとはbio(生命)とtopos(場所)いうギリシャ語からの造語で、生き物の生息空間を意味しています。昨今さまざまな環境教育を学べる場所として活用されています。オカムラの自然共生と生物多様性に向けたアクション”ACORN”活動の学びのフィールドが新たにできました。※関連記事

 場所は国道394号線に面した富士事業所の敷地内で、もともと竹林が鬱蒼と茂っていました。その場所をビオトープとして再開発し、社内研修や地域との交流の場にするべく試行錯誤をはじめました。

 去る2022年9月28日に日本ビオトープ協会から引き渡しを受けて、いよいよ活用の模索をはじめています。

 排水処理施設からの外部放流には、ビオトープ設置エリアから掘り出された富士山の溶岩石を活用した滝組を行い、景観上も楽しめるように工夫しました。

 ビオトープ設置時点(2022年9月)の生き物調査では、昆虫23種類 植物35種類 鳥類23種類(夏鳥は去った後で冬鳥が来訪する前なので留年鳥が中心でした)が確認されました。事業所の周辺は自然が豊かなので手入れが進めば、さらに種類が増えることを期待しています。

 富士事業所には工場内のワーキングスペース”F-CUBE”や、物流システム事業のショールーム”LUX(ルクス)”があり来客も多い事業所です。訪れたお客様にオカムラの自然共生と生物多様性に向けたアクション”ACORN”を知ってもらう場所にもなりそうです。

 今後こちらのサイトでも状況を逐次レポートします。

文・写真/ACORN編集部

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