Report
ACORN社内研修@afanの森
5月19日、2011年から続いている、長野県黒姫にあるC.W.ニコル・アファンの森財団の「アファンの森」での1Day研修を実施。
今回も全国から様々な部門の社員21名が参加しました。
昨年10月に実施した時同様、この日も雨となってしまいました。
荒天ではなかったのが幸い、森での研修は雨の様子を見ながら進行。
まず、アファンセンターで「生物多様性」についての講義を受けます。言葉としては聞いたことがあるが、どのように重要で自分とどうつながっているかを改めて学ぶことができました。
アファンの森をつくりあげたC.W.ニコル氏が再生してきたアファンの森の成り立ちも聞き、これからいよいよ森に入っていきます。話を聞いてから、実際の森に入ることでより理解が深まります。
雨で残念!という反面、雨の日だからこそ感じられる森の風景や匂いにもたくさんありました。グリーンがくっきりし、匂いもより感じられる気がしました。
レインウェアとたまに傘という装備でアファンの方のレクチャーを聞きながら森を歩きます。
今年、3か所ある巣箱の1か所で4羽のフクロウがかえったそうです。出会えるかと思い、森の中で息をひそめましたが出会えず・・・
今回は前回と同じ場所で特定の樹種「ウリハダカエデ」の、幼齢木の除去作業を予定していましたがタイミングが悪く雨が強まり、作業は断念。作業場所を確認し、「次回こそは!」と心に誓った参加者も多かったようです。
今年は、暖かい日が多かったということで、山菜の成長も早く既に大きくなっていたものの、山椒やコシアブラ、タラの芽など食卓に上がった姿しか見たことのないものの自然の姿を見たり、匂いを嗅いだり、かじってみたり、五感で感じるアファンの森です。
雨ではありましたが、森の中にタープを張って焚火を囲む時間を持ちました。うまく火がつけられるかな?自然の中で生きる知恵も学びます。フリータイムには他部署の人との交流や、アスファルトとまったく違うフカフカな土の感触を楽しみながら自由散策を楽しむ人もいました。
◆参加者の「ひとこと」「研修大変のススメ」をご紹介します◆
全社員に受けてもらいたいプログラムです。
自然から学び得るものが多くあると感じました。
人の手で山は良くもなり悪くもなるということを実際に自分の目で見て確かめてみて下さい!!!
自分事として捉えることができて、今後の仕事に生かせそうだと思いました。
雨の森は思いの外 空気も澄んで地面もフカフカで気持ちよかったです。雨の森も最高でした!
森が好きになりました!
本当に美しい森です。是非行ってみて下さい!
朝と帰りで皆の顔が変わったのが印象的。自然環境に身を委ねデトックスになりました。
素晴らしい活動に協賛できているオカムラを誇らしく感じました。
お客様にも自分が発信できるように、より理解を深めていきたいと思いました。
今回できなかった森林整備作業などを体験できればと思います。
晴れた森、夜の森、フクロウとも出会いたいです!また次回も参加します!
研修に参加したことで、自分の生活の中で何か関われることはないかと考えるきっかけになりました。
編集後記:事務局Yのひとこと
森の中での座学をしたい。。さてどうしよう?パソコンスクリーンがない!・・・デジタルデトックスの実践だ!ということで紙芝居を作成(鉄拳イメージ)こんな工夫も自然から学んだことのように感じています。
ACORN編集部