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ビオトープ富士 第2回「探鳥会」実施
今年の夏も猛暑となりましたが7月22日(土)毎年開催している労働組合富士支部主催の納涼祭に合わせ、日本野鳥の会の方々を講師にお迎えし「探鳥会」を実施しました。従業員とその家族が集まり、流しそうめんや、かき氷、スイカ割りなど楽しい夏の一日を過ごしました。
昨年に続き2回目となる「探鳥会」では、ビオトープでの定期的な野鳥のモニタリング調査支援をお願いしている日本野鳥の会の樋口様*、畠山様に講師としておいでいただきました。
(2023年の「探鳥会」)
昨年との大きな違いは、植物の多様化が進んでいることです。
ビオトープを訪れる鳥たちが運んできた種から発芽したものがみられるそうです。鳥たちの落とし物があるということは、ビオトープが羽根を休める安心できる場所だと思ってくれているから。私たちが目指すビオトープに近づいている証拠です!
巣箱では、シジュウカラが巣作りをし、卵を産んでヒナたちが巣立っていく様子を撮影することができました!テレビでしか見ることのできないであろう貴重な場面が動画に納められています。
ヒナはすでに巣立ちましたが、まだ近くにいるようで、姿を見ることができました。
そばを流れる黄瀬川での観察では、カワウを見ることができました。水に潜って餌をとり、食事をした後で羽根を乾かしているとのこと。
ビオトープ富士は確実に地域の動植物の大切な場所として機能をしているようです。
今後も継続して、観察調査を続けていきます!
追伸:シジュウカラのヒナと同時に、富士事業所のビオトープガイドさんもデビューしました。
彼女の机の上で野鳥の図鑑を発見!ビオトープ富士とともに成長が楽しみです♪
*樋口様:太平電機ecoひいきプロジェクト
写真・文:ACORN編集部